ファンタスティックビーストとハリーポッターの関係は?時系列や関連教科書をチェック

ファンタビ第2弾「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が封切りとなりました。ファンタビシリーズはハリー・ポッターシリーズのスピンオフとして位置付けられるわけですが、

どういった関係があるのか?時系列にするとどうなるのか?関連の教科書とともにもみていきます。

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ファンタスティック・ビーストの時代はいつ?

第1弾「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の舞台設定はハリー・ポッターの第1弾、「ハリー・ポッターと賢者の石」の時代から70年前の1926年、アメリカ、ニューヨークと設定されています。

その後、第2弾「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」では1927年パリが舞台となります。

ハリーの世代から見たらおじいちゃん、もしくは曾おじいちゃん世代の時代ということになりますね。

そのため、ファンタスティック・ビーストシリーズではハリー・ポッターシリーズで登場した人物の過去や祖父にあたる人物の活躍が描かれています。詳しくはこちらにまとめています↓

ファンタスティックビーストからハリーポッターにつながる伏線を見てみた!

この時代のアメリカは狂騒の20年代、または狂乱の20年代などと呼ばれ、自家用車の普及、モーテルの誕生、石炭から電力へのエネルギーの変換、フラッパーの流行、ラジオ放送開始など、第一次世界大戦後の特需もあったアメリカはまるで日本でバブルと呼ばれたような時代を迎えていました。

またこのころは禁酒法の影響によってギャングが暗躍するようになり、抗争が頻繁に起こり市民も巻き込まれるなど、治安の悪化が目立った時代でもあったようです。

有名なギャング、アル・カポネなどはまさに禁酒法時代を象徴する人物でしょう。

 

また、第2作目の舞台であるパリもアメリカ同様第一次世界大戦後の開放感と好景気で知識人や芸術家たちが集う場所となっていきます。作品中のパリの建物が暗いのは当時の燃料が石炭燃料だったから。

ファンタスティック・ビーストにはこのような時代背景があったのです。

 

映画ファンタスティック・ビーストシリーズは5部作の構成予定となっています。ダンブルドアとグリンデルバルドとの戦いが1945年。最終章の背景はこの年になってくるのかなと思います。第二次世界大戦の終戦の年です。

 

ハリー・ポッターシリーズと一緒に時系列にまとめると

つまり、ハリポタとファンタビの時系列をまとめると…

 

1926〜1945年頃

ファンタスティック・ビーストシリーズ1〜5部

・第1弾「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

・第2弾「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

・第3弾〜5弾

【ファンタスティックビースト】日本語訳本の発売日は?予約特典も確認

 

1980年7月31日 ポッター家の長男として誕生

1981年10月31日 ポッター家をヴォルデモートが襲撃

1991年7月31日(ハリーの11歳の誕生日) ホグワーツ魔法魔術学校への入学案内が届く

1991年9月1日 ハリー・ポッターホグワーツ魔法魔術学校に入学

「ハリー・ポッターと賢者の石」

1992年 ハリー・ポッター12歳、ホグワーツ魔法魔術学校2年生

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

1993年 ハリー・ポッター13歳、ホグワーツ魔法魔術学校3年生

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

1994年 ハリー・ポッター14歳、ホグワーツ魔法魔術学校4年生

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

1995年 ハリー・ポッター15歳、ホグワーツ魔法魔術学校5年生

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

1996年 ハリー・ポッター16歳、ホグワーツ魔法魔術学校6年生

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」

1997年 ハリー・ポッター17歳、ホグワーツ魔法魔術学校には戻らず分霊箱探しの旅へ

2007年 魔法省の闇祓い局の局長に史上最年少で就任

2016年 エピローグ「19年後」

「ハリー・ポッターと死の秘宝」

2016年〜2019年

「ハリー・ポッターと死の秘宝」のエピローグ「19年後」からハリーの次男であるアルバスが4年生になるまで

「ハリー・ポッターと呪いの子」

 

といった流れになります。「ハリー・ポッターと呪いの子」は「死の秘宝」からの後日譚です。舞台の脚本であって映画化はされていませんが、愛蔵版として出版されています。

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ハリー・ポッターとファンタスティック・ビーストを例えて言うなら、アニメ「ワンピース」で麦わらの一味の活躍を見た後にロジャー海賊団の物語を見るようなものでしょうか。

 

ハリーに関連する教科書って?

ファンタスティック・ビーストの主人公、ニュート・スキャマンダーは魔法動物学者。

もちろん魔法使いです。ニュートの母親は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でおなじみの、ヒッポグリフという魔法動物のブリーダーでした。ニュートは魔法動物を身近に感じ、母とともに魔法動物を深く愛しながら育ちました。

ニュートも若いころはハリーやハーマイオニーと同じようにボグワーツで魔法を学んでいました。ちなみに寮はハッフルパフ

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後にある事件が原因で放校となってしまいますが、その後魔法省職員となり、魔法界で大ベストセラーとなった「幻の動物とその生息地」を執筆することになります。(1927年オプスキュラス・ブックスより出版)

このニュート・スキャマンダーの著書「幻の動物とその生息地」がこの映画、ファンタスティック・ビーストの原案となっているのです。

この「幻の動物とその生息地」は、ホグワーツでハリー達の教科書として使用されています。

「ハリー・ポッターと賢者の石」に登場し、ホグワーツ1年生の必修教科書として登場します。70種以上の魔法動物が紹介され、魔法省の定めたという各魔法動物の危険度なども記載されています。ハリー達もこの教科書で一生懸命勉強したんですね。

まとめ

・「ファンタスティック・ビースト」シリーズの時代設定はハリーの時代から約70年前

・ファンタスティック・ビーストの主人公、ニート・スキャマンダーは魔法動物学者で魔法界の大ベストセラー「幻の動物とその生息地」の著者

・「幻の動物とその生息地」はホグワーツで1年生の必修教科書、ハリー達もその教科書で学んだ

 

ちなみにこの「幻の動物とその生息地」は実際に販売されています。(もちろん現代の人間界で!)ハリーの持っていたものの複製という設定で、ハリーやハーマイオニー、ロンの達の書き込みや落書きがあってファンとしてはとても楽しめるものとなっています。(新装版はハリーたちの落書きはありません)

私も読みましたが、赤い表紙でハンドブック型の動物事典みたいな感じです。魔法動物の挿絵と危険度、生息地等が書かれてあり、「こんな動物いるんだぁ」みたいな感じで読めます。

参照:幻の動物とその生息地-wikipedia

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