ジブリ映画『紅の豚』の魅力の一つにマダム・ジーナの歌があります。声が色っぽいしかっこいい!
マダム・ジーナのの声優は歌手の加藤登紀子さん。主題歌やエンディングも担当されています。
ここではジーナの声と歌について見ていきます。
マダム・ジーナの声優は歌手の加藤登紀子
ポルコ(マルコ)の昔なじみの美女マダム・ジーナ。飛行艇乗りのマドンナとも言われる彼女の魅力はその美貌に劣らぬ色っぽい声。
未亡人の漂わせるなんとも言えない物悲しさと色っぽさの混在した声が素敵ですよね。歌のシーンもなんとも言えません。
このジーナの声を担当しているのは歌手の加藤登紀子さん。もちろんジーナの歌うシーンも。
『紅の豚』の舞台背景は、1929年。世界恐慌が起こりきな臭くなってくるイタリアです。ジーナは3人の飛行艇乗りと結婚をしていますが、3人とも他界しています。一人はポルコの戦友ベルリーニ。他の二人もポルコの友人です。
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加藤登紀子さんも満州国・ハルビン市の出身。
抱えるものがジーナと似ているのかなと思います。加藤登紀子さんの『ひとり寝の子守唄』を森繁久彌さんが聴いた時のエピソードがあります。
「誰が歌っているんだ。ツンドラの風の冷たさを知っている声だ」と言い、舞台の袖で両手を広げて迎えたというエピソードがあり、前述のとおり加藤がハルビン生まれで、森繁が旧満州からの引き揚げ者だったため、加藤は「大陸への思いの共有が、縁を結んだと思っている」と語っている
ジーナの声優のキャスティングは絶妙だったと思います。
ジーナの歌がいい!歌詞の意味は?
主題歌「さくらんぼの実る頃」は「Le Temps des cerises」というは元はフランスのシャンソン歌曲になります。
歌詞は題名の通りサクランボの実る頃の儚い恋と失恋の悲しみを歌った曲であるが、パリ・コミューンの崩壊後の1875年前後からコミューンへの弾圧、特に参加者が多数虐殺された「血の一週間」を悼む思いを込めて、第三共和政に批判的なパリ市民が頻りに唄ったことから有名になった。
エンディング「時には昔の話を」は加藤登紀子さん作詞・作曲になります。
2曲ともサントラ22番と23番に収録されていますよ。
まとめ
・ジーナの声優は加藤登紀子
・ジーナの歌も担当
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