こんにちは、コトの壺です。年の瀬に年賀状の印刷をしていて、プリンターのインクが切れた経験がありませんか?家電量販店でその値段の高さに驚いて、思わずネットで安いものを探した人もいるのではないでしょうか。ここではプリンターインクの節約方法と安く買うための方法を見ていきます。
プリンターのインクは意外に高い!
インクジェットプリンターのインクは、プリンター本体を低価格で販売し、インクでその分の利益を回収するという戦略のため、驚くほど高価になっています。逆を言うと高性能なプリンターは本来2万程度買えるものではないともいえますが。
この仕組みにより消費者は安いインクを求めてネットを彷徨うという状態。
頻繁にインクカートリッジを交換する可能性のある在宅ワーカーやいくつものレポート課題をワードで書く学生などにとっては、ちょっと困ってしまいます。
実は、プリンターのメーカーにとっても近年懐に痛い状態になっています。プリンターで利益が出ないような値段設定をしているのに純正インクが売れなければ利益になりません。
少しでも安く買う方法はあるの?
メーカーの戦略自体が転換期に来ていて、その結果、2016年1月には例えばエプソンから初期投資はかかるけど印刷コストがぐっと抑えられるという、大容量のインクパックやタンクを搭載した製品も登場しています。
これならば、1枚あたりの費用を抑えて交換回数も減らすことが可能です。印刷頻度が高い人にはいいと思います。
しかしプリンター本体が5万円を超える高価になるものが多いため、なかなかすぐに買い替えというのは難しいのが実状。印刷頻度が低い人にとっては買い替えも悩むところです。
「少しでも安く買うにはどうしたら良いのか?」
販売されているインクの中には互換インクという、純正インクとほとんど品質に差がないものがあります。プリンターではなくインクを作っているメーカーのオリジナル商品になるので、純正のものより割安だったり容量が多かったりすることがありお得に買うことができます。
純正を普通に家電量販店で買うのとどれくらい違う?
家電量販店での店頭価格は、単色で800~1000円くらい、5色セットのマルチパックで5~6000円前後となっています。
年末の出費の多いときに何色も純正インクが切れて、マルチパックを店頭で買うことになったら大きな出費になってしまいますね。
ここで互換インクを選ぶと、取扱店にもよりますが純正インク1~2個の値段でマルチパックを買えたりします。
ただ、互換インクは純正インクではないデメリットもあります。製品の性質や違いを理解したうえで自分にあったインクを選んでくださいね。
インクの節約術にはどんな方法があるの?
印刷コストを抑えるにはインクの節約術も知っておきたいですね。
インクの節約術には例えば、
・使用するインクの量や色の少なくて済むエコイラストを選ぶ
・宛名を手書きにする
・べた塗りしない
・電源がONになると印刷状態の調整ため必然的にクリーニングが行われるので、印刷したいものがある時にはまとめて行う
・機種によっては「トナーセーブ」などインクの節約モードが付いているのもあるのでそれをONにする(ただ節約モードにすると色がうすくなったりするので注意)
・白黒印刷でいいならカラーモードを「白黒」や「グレースケール」にする(フルカラーで白黒印刷をすると、黒に若干色が使われるため)
などがあります。年賀状印刷をするときは時間的な余裕があれば、まとめてやってしまった方がいいですね。
まとめ
・大容量のインクパックやタンクを搭載した製品だと初期投資はかかるが印刷コストは格段に抑えられるので印刷頻度が多い場合にはオススメ
・印刷頻度の低い場合には質の良い従来のプリンターで互換インク探して使うのもあり
・互換インクを使用する場合はメリット、デメリットを理解しておく
・インクの節約術も一緒に行うとさらに印刷コストを抑えられるが、節約モードもやりすぎるとカスカスの印刷になるので妥協点を見つける
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