ファンタスティックビーストはハリーポッターを知らなくても楽しめる？

大ヒットした映画、ハリー・ポッターシリーズのスピンオフとして発表された映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」ですが、評判も良く、まだ見ていない方は興味深々なのではないでしょうか。

でも鑑賞するにはやっぱりハリー・ポッターシリーズを全制覇してからでないと、楽しめないのでは、と思っている方も多いはず。

ここではハリー・ポッターシリーズを知らなくてもファンタスティック・ビーストシリーズは楽しんで鑑賞できるのかを見ていくことにします。

ハリーポッターの登場人物はファンタビに登場する？

ファンタビの設定時代はハリーの頃から70年ほど前。第1作目の舞台はアメリカ。第2作目の舞台はパリです。もちろんハリーは生まれていませんし、ハリーの世界の舞台は1992年のイギリスでした。

「ファンタスティック・ビースト」シリーズには当然ハリーやその仲間のハーマイオニーたちも登場しませんし、そもそも生まれていません。

したがってハリー・ポッターシリーズの主要登場人物（ハリー、ロン、ハーマイオニー）がファンタビに登場することは今のところないようです。

ただヴォルデモート以前に歴史上最も危険な闇の魔法使いとして君臨していたグリンデルバルドが登場するので2作目以降ダンブルドアの登場は確定しています。それに伴いダンブルドアの友人も登場していきます。

ハリー・ポッターシリーズと今回のファンタスティック・ビーストシリーズはストーリーにも直接的な関連があるのでしょうか？

結論から言えば答えはNO!

ファンタビの主人公、ニュート・スキャマンダーはエリート魔法使いで魔法動物をこよなく愛する魔法動物学者。物語は彼の魔法動物がいっぱいに詰まったトランクから始まります。

ある時、このトランクから人間界に魔法動物たちが逃げ出し大変なことに。脱走した魔法動物たちを捕まえる為、奔走するうち仲間と出会うことになり、物語は展開していきます。

一方、ハリー・ポッターシリーズは、魔法使い見習いのハリーの成長や、ハリーの両親を殺害したヴォルデモートとの闘いについての話となっています。

ファンタビの主人公のニュートと、ハリーに血縁関係があるわけでもなく、ハリー・ポッターシリーズ全7作の中にもニュートの姿は登場しません。

ハリー・ポッターシリーズのストーリーを知らなくても問題なくファンタビは楽しめるでしょう。

ハリー・ポッターシリーズを見たことがない方でも、十分にファンタスティック・ビーストシリーズは楽しめる映画となっています。

ただ、すでに5部作になると発表されているファンタスティック・ビーストシリーズですが、あえて第1作目はどなたでも楽しんでいただけるように作られているのかもしれません。

というのも、もちろんハリーポッターを知らなくてもファンタビは楽しめるのですが、知っていればもっと楽しめる、という面も持っているのです。

例えばファンタビの主人公ニュートは、ハリーがホグワーツで使っていた教科書の著者であったり。

ハリー・ポッターで登場した魔法動物がファンタビでも登場したり、呪文が一緒だったり。

ハリー・ポッターで登場する闇の魔法使い、ベラトリックス・レストレンジと同姓の女性リタ・レストレンジが登場したり。

ハリー・ポッターで出てくる死の秘宝のペンダントをファンタビのパーシバル・グレイブス（グリンデルバルド）が持っていたり。

そもそも、ファンタスティック・ビーストの主人公ニュート・スキャマンダーもホグワーツ出身。

2部作以降、ハリーポッターでおなじみのダンブルドアもファンタビに登場していきます。

直接的な関係はないとはいっても間接的につながっていることは間違いありません。

ハリーポッターを見ていなくてもファンタスティック・ビーストは楽しめますが、この機会にハリーポッターも見ておくともっといいかもしれませんね。

・ハリー・ポッターシリーズを見ていなくてもファンタスティック・ビーストは楽しめる

・ファンタスティック・ビーストとハリー・ポッターは直接的な関係はないが、間接的につながっている部分もあるのでハリー・ポッターを見ていた方がより楽しめる

参照：