こんにちは、コトの壺です。キウイは、ビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質といった果実一個あたりに含まれる栄養素の充足率を表す、「栄養素充足率スコア」が、トップクラス。キウイは、とっても栄養価の高いフルーツなんです。定番のキウイといえば、やはり緑色の果肉ですが、いまやキウイも多品種・多様化の時代です。キウイの代表ブランド・ゼスプリのゴールドキウイの旬や見分け方について見ていきます。
ゴールドキウイは意外と凄いフルーツ
「ゴールドキウイってグリーンキウイよりも甘いけど、それ以外の違いってあるの?」
と案外、色と甘さの違いぐらいしか知らなかったりします。
まず、ゴールドキウイのもっとも大きな特長といえばそのビタミンCの豊富さがあげられます。
ゼスプリのサンゴールド1個で、レモン約8個分のビタミンCを含んでおり、これは、1日の推奨摂取量をまかなえるくらいの量に値します。ゴールドキウイもこれに準じます。
ビタミンCといえば、抗酸化作用をもつことからアンチエイジング、免疫力向上効果があることが知られています。
当然ながら、ビタミンCは、我々の体内で作ることのできない物質であるため、体外から摂取することでしか取り込むことができません。
さらに、ビタミンCは熱にも弱く、体内で貯蔵されることもないため、毎日のように摂取しなければならない栄養素のひとつです。
このビタミンCが1個で1日分をまかなえるというから驚きです。
しかも、サンゴールドキウイには、ビタミンEも含まれており、その量なんとリンゴ7個分相当。ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂取することで抗酸化力がアップすることが知られています。
1個で1日分のビタミンCが摂取できて、さらに、ビタミンEも同時に摂れるとあれば、少々高くてもお財布の紐を緩めがちになりますね。
キウイの旬はいつなの?ちなみに産地は?
ビタミンCやビタミンEが豊富とあっては毎日でも食べたいところですが、ゴールドキウイやサンゴールドキウイの旬ていつなんでしょうか?
ゼスプリキウイの場合、年間を通して消費者のためにキウイを提供していきたいということで、ニュージーランドと収穫時期が異なる北半球のヨーロッパや日本、韓国等で契約栽培が行われています。
ニュージランドでは4月がキウイの収穫時期。季節は秋になります。収穫後の検査終了後、日本に輸入され港で保管されます。キウイは樹上では完熟しません。バナナの様にエチレンガスで追熟させて食べるので、港での保管の際に追熟加工が必要になってきます。店頭で手に取り数日で食べられる様に熟度を調整し、食べごろになると店頭に並べられるようになります。
天候にも左右されますが、ニュージーランド産は4月に収穫、6月には冬季剪定が行われます。日本では4月半ばから順次店頭にならびます。日本でのゼスプリ契約栽培の生産地は愛媛県と佐賀県になります。収穫は11月上旬から中旬にはじまり12月中旬ごろまでになります。
追熟加工で市場に出回る時期を調整しつつ、4〜12月はニュージーランド産、12〜4月が国内産と年間を通してキウイが食べられる様になっています。
年中出回っているので旬があまり感じられませんが、ニュージランド産、国内産ともに収穫時期から1ヶ月後くらいまでが旬と言えます。
美味しいゴールドキウイの見分け方とは
キウイは、追熟果実で、店頭に並ぶ頃にちょうど食べごろになるように流通されていますが、数日、家に置いておく事も踏まえてか、若干硬めで店頭に並んでいる事もありますね。
食べごろではないキウイは、果肉も硬く、甘みも弱く感じます。
好みにもよりますが、柔らかく熟した状態が食べやすいですね。
食べごろのキウイは、手でキウイ全体を包むように持ってみて、やわらかいと感じればOK。少し硬いと感じたときは、エチレンガスが果実からでるバナナやリンゴと一緒にビニール袋に入れて室温に2、3日くらい放置しておくと早く柔らかくなります。家で追熟させるわけです。
まとめ
・ゼスプリのゴールドキウイは、ビタミンCやビタミンEが豊富
・ゴールドキウイは収穫時期の異なるニュージーランド産と愛媛県産、佐賀県産があるので季節を問わず一年中食べることができる
公式サイト:http://www.zespri-jp.com/
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