通常はレンジで温めていただくパックご飯。便利で愛用している方も多いと思いますが、仕事などで疲れ果てているときや体調が悪くて寝込んでいるときなど、温めることさえ億劫な時もあるかと思います。
そこで果たしてパックご飯は温めなくてもそのまま食べることができるのか、調べてみました。一緒に保存期間や保管場所もチェックしてみましょう。
パックご飯はそのまま食べてもOK?
結論から言うと、食べられない、というわけではありませんがよほどの非常時以外はそのまま食べるのは避けた方がよさそうです。
パックご飯は、お米を炊き上げた状態のご飯がパックされているものです。
お米は、そのままでは固く食べられませんが、水を吸収して加熱することでお米の持っているでんぷんが糊化し消化しやすい状態になり、ふっくら柔らかいご飯になります。
このご飯が冷めて水分も減ってしまうと、糊化したでんぷんはまた元の状態の戻り、人間が消化しにくい状態になってしまいます。
パックご飯をそのまま食べても食中毒を起こす、というわけではありませんが消化に悪く、消化不良を起こす可能性があります。
そして何よりもぱさぱさして固く、美味しくないでしょう。パックご飯は、可能な限り温めて食べることをおすすめします。
パックご飯の保存期限、保管場所は?
多くのパックご飯の賞味期限は半年から1年程度。大量にまとめ買いをしている場合や非常用に保存している場合は定期的にチェックしておくようにしたほうがよさそうですね。
また保管は、高温多湿を避けて常温で。
ご飯ということでついつい冷蔵庫に入れたくなってしまうかもしれませんが、常温で保管が基本です。直射日光が当たる場所や電子レンジの上など高温になるところもあまり良くありません。
また匂いの強いもののそばに保管すると匂いがご飯に移ってしまうこともあります。
あまり近くに強い匂いのものは置かないようにしましょう。
まとめ
・パックご飯は温めたほうが消化に良い
・保存期限は半年~1年程度
・保管は常温で、直射日光が当たる場所や冷蔵庫は避ける
・匂いの強いものを近くに置かない
参考:サトウ食品
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