パックご飯と炊飯どっちが安い?
コスパがいいのは?
パックご飯、便利ですよね。でも炊飯よりの高いのでは?
コスパを比較してみます。
パックご飯と炊飯どっちが安い?コスパがいいのは?
お金的にはどっちが節約?
まず、炊飯したご飯1食分にかかる費用を計算してみましょう。
ここでは1食1合(生米で150g)、3合〜5.5合炊きのIHジャー炊飯器を使用し、1日1回炊飯する前提とします。
3合〜5.5合炊きのIHジャー炊飯器の年間目安電気料金は1,381円。
2023年2月時点の米5kgの平均価格が2,025円、炊飯器の平均価格は38,064円です。水道代は1回の炊飯に使用する水量では1円に満たないですが、ここでは便宜上1円とします。
なお、炊飯器の補修用性能部品の保有期間が6年と定められていることから寿命を6年と考えます。
この場合、
・電気代1回分:約3.7円
・米代が約61.3円
・水代が1円
・炊飯器の代金を1食分で割った金額17.3円
トータルすると、1回の炊飯にかかるコストは83.3円です。
次に、パックご飯にかかるコストです。
パックご飯にかかるコストはパックご飯そのものの代金と温めるためのレンジの電気代です。パックご飯の金額は店舗によって異なりますが、ここでは5パックで600円と前提します。
温めは500Wで2分。電気代は1kWh約27円と考えると、パックご飯にかかるコストは
・ご飯1パック120円
・電気代約0.45円
トータルで約120.45円。
パックご飯と炊飯した場合を比較すると、単純な金額はやはり炊飯の方が大幅に抑えられますね。節約するには炊飯がおすすめといえます。
時間や労力もコストと考えた場合
ただ、炊飯するにはお米を計量し、研いで水量を測って炊飯器にセットする、という手間がかかります。無洗米を使用すればお米を研ぐのは省けますが、それでもチンするだけのパックご飯の手軽さにはかないません。
また、炊飯には20〜40分程度の時間がかかります。忙しい時やすぐに食べたいとき、体調の悪い時などはパックご飯の手軽さはかなりうれしいポイントといえます。
金銭面のみで見ると炊飯が圧倒的に有利ではありますが、手間や時間を考えると、パックご飯に軍配が上がるシーンもあるといえるのではないでしょうか。
まとめ
・金銭的コストはパックご飯よりも炊飯のほうが抑えられる
・パックご飯は手間や時間がかからないメリットがある
・時と場合によって使い分けるのがおすすめ
参考:
https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/pdf/catalog/2022/catalog2022.pdf
https://jpmarket-conditions.com/1002/
https://jpmarket-conditions.com/4002/
https://faq-toshiba-lifestyle.dga.jp/answer.html?id=218&category=&page=1
https://panasonic.jp/support/repair/warranty.html
https://www.zojirushi.co.jp/topics/suihan.html#:~:text=2%E5%9B%9E%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E7%82%8A%E3%81%84%E3%81%A6,%E5%9B%9E%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
https://www.yodobashi.com/product/100000001002968561/
https://jpmarket-conditions.com/3511/