日本の春を象徴する花といえばまず第一に思い浮かべるのが、桜ではないでしょうか。薄紅色の綺麗な桜が咲き乱れる様子は、何度見ても心奪われるものです。そんな季節を象徴する花を食卓にも取り入れられたら、素敵ですよね。
今回は、桜の塩漬けの塩抜きの方法や使い方についてお届けします。簡単にできる桜の塩漬けを利用したレシピもありますよ!
桜の塩漬けの塩抜きってどうやるの?
桜の塩漬けはそのままではかなりしょっぱく、使う用途にもよりますがほとんどの場合塩抜きが必要となります。塩抜きの方法は、実はとても簡単。
桜の塩漬けを、水に浸しておくだけなんです。問題は、水に浸しておく時間の長さ。用途に合わせて、変える必要があります。
ご家庭で桜の塩漬けを使用する場合は、お菓子やパンに利用することが多いのではないでしょうか。
その場合は20分~30分くらいが一般的。口にした時に、なんとなく塩分を感じる程度です。
好みにもよりますが、全く塩気を感じないくらいが好みであれば1時間以上必要でしょう。
逆に桜の塩漬けを利用した料理や、お菓子やパンなどの場合でもあえて塩分を利用したケーク・サレなどに利用する場合は、もっと塩抜きの時間を短くして、塩分を残してあげることも必要です。
また桜茶に利用する場合は、そのまま塩抜きせずに使用することをおすすめします。
桜の塩漬けはどうやって使うの?
春を感じさせる桜の塩漬けは、いろんなものに使用できます。桜餅や桜あんを使用した和菓子はもちろん、ケーキやクッキー、蒸しパンなどもいいですね。
意外と料理にも簡単に取り入れられるんですよ。
桜の塩漬けを利用したちらしずしなども春らしくていいですし、卵焼きに入れたり、薬味のように使用するなど、色々な使い道があります。簡単にできる桜の塩漬けを利用した料理とお菓子のレシピを、ご紹介しましょう。
桜の香りの鯛の昆布締め風
お刺身用の鯛を用意します。可能であればすでにスライスされているものではなく、柵のものを用意してください。
5分程度水につけて塩抜きした桜の塩漬けを、鯛の両面にまんべんなく広げます。
その上から顆粒の昆布茶をまんべんなく振りかけてください。うっすらと行き渡る程度で充分です。
そのままキッチンペーパーに包んで、半日以上冷蔵庫で寝かせます。その後は軽く鯛を洗い流して余分な塩分を取り、刺身用にスライスしていただきます。
鯛の昆布締めは手間がかかりますが、これなら簡単にできちゃいます。桜の香りで春の気分を満喫でき、日本酒はもちろんワインにもとてもよく合う一品となります。
簡単桜蒸しパン
まず桜の塩漬けは20分~30分程度水に漬け、塩抜きしておきます。ホットケーキミックスを2カップ、豆乳1カップをだまにならないようによく混ぜ合わせます。
最後に塩抜きした桜の塩漬けを入れて軽く混ぜ、蒸し器で約15分蒸し上げて出来上がり。
蒸し器がない場合は、耐熱容器に入れてレンジを使用して下さい。
その際はオート機能は使用せず、600Wで5分~7分、様子を見ながら過熱。竹串を刺してみて生地が付いてこなかったらOKです!
まとめ
季節感を感じるものが食卓にあれば、ちょっと幸せな気分になりますよね。自分好みの桜の塩抜き加減を探すのも、また一つの楽しみです。
ここで紹介したレシピは簡単にできるものばかりなので、是非一度チャレンジしてみてください!
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